調理下手が使ってみた!|ステンレスフライパンのメリット5つとデメリット3つ完全解説

はるか

ステンレスフライパンを購入しようか迷ってるけど、使いこなせるかな?手入れは難しくない?

そう思っている方もいるかもしれません。

ステンレスフライパンは見た目の美しさだけでなく、使い勝手や耐久性にも優れていますが、使いこなすにはちょっとしたコツが必要です。この記事では、実際に私が使ってみた感想を基に、ステンレスフライパンの選び方、メリット、デメリットを解説し、あなたのキッチンライフがより快適になるような情報を提供していきます。

O-DANより
目次

ステンレスフライパンを選ぶメリット5選

  • 高い耐久性
  • 優れた熱伝導と保温性
  • 衛生管理とメンテナンスのしやすさ
  • 美しいデザイン
  • 多用途に使える利便性

①高い耐久性。半永久的に使える!?

ステンレスフライパンの最大の利点の一つはその耐久性です。
ステンレス鋼は傷や錆びに非常に強く、適切に扱えば数十年にわたって使用することが可能です。
ステンレスのフライパンにする前はテフロン加工やダイヤモンドコート加工のものを使っていたこともあったのですが、2,3年もすると塗膜が剥げてきて、焦げ付きが気になり始めました。
ちょっとお値段の良いものを使っても、結局は同じ。
さほど寿命が長い物ではありませんでした。

我が家にある、他の調理用鍋で20年以上使用できているものは、すべてステンレス製。
(IHなので、アルミや銅は使用していません。)

で、ようやく気が付いたんです。

はるか

ステンレスの調理器具は持ちがいい!

フライパン=コーティングっていう固定観念が崩壊した瞬間です(笑)

繰り返しの使用や洗浄による劣化が少ないため、長期間にわたって一貫した性能を保ち続けることができちゃうんですね。
多少の焦げ付きだったら、いつものように食器用洗剤とスポンジで十分に落とせますし、チョット頑固な焦げ付きでも重曹や専用のクリーナーを使うことで、落とすことが出来ます。

②優れた熱伝導性と保温性

ステンレスフライパンには、熱を迅速かつ均等に分散させる特徴があります。

これにより、食材を一定の温度で均一に加熱することが可能となり、調理の品質が向上します。
均等な熱分布は、料理をする際の温度管理を容易にしてくれて、

真ん中は焦げているのに、フライパンの端の食材には火が通っていない、などの調理ミスを減らしてくれるんです。
また保温性が良いもの大きなメリット。

一度加熱すると、その熱を長時間保持することができるため、エネルギー効率が良く、熱を逃がさずに料理を完成させることができます。この特性は、料理の温かさを保ちながらテーブルに出す際にも非常に便利です。
ただ、火を止めても、余熱がしっかり通すので、これ以上火を通したくない!という場合は、注意が必要です。
我が家では、目玉焼きなどは、早めに火を止めて余熱で好みの硬さに仕上げていますよ。

③メンテナンスのしやすさ

ステンレスフライパンのお手入れは非常に簡単です。

ステンレスの特徴でもある、非多孔性のおかげで臭いや色、味が表面に染み込むことがありませんし、日常的なお手入れには、柔らかいスポンジと中性洗剤があれば十分で、特別なケアが必要な場合でも、市販のクリーナーで簡単に対応できます。適切な手入れを行うことで、フライパンは長持ちし、常に最高の状態を保つことができます。
お手入れの詳しい方法については後述しますが、基本的に焦げ付きがない場合は、普通に食器用洗剤で洗っています。そのあと、錆びないようにしっかり水分をふき取り、他の調理器具と重ならないようにして保管しています。

我が家でもニンニクなどの香りが強い料理をよく作りますが、他のフライパンと比べて、

「あれ?なんかニンニクの香りが残ってるような・・・」

ということはありません。

焦げ付いてしまった場合は、少し水を入れてふやかしたり、重曹を使って焦げを落とすようにしています。
焦げが残ったままだと、次の料理がさらに焦げ付いてしまったり、そこから錆が出てしまう原因になるので注意が必要です。

④美しいデザイン

ステンレスフライパンはその光沢のある外観が魅力的ですよね。

この美しいデザインは料理下手の私でも、「料理が出来る人」になったような気がしますし(笑)実際に丁寧に料理をするようになりました。
若いころに、レストランで働いていたことがあるのですが、その時のシェフの姿を思い出します。

キッチンの装飾にもなり、料理へのモチベーションも上がりますよね。
耐久性が高い材質のため、長時間使用しても新品のような輝きを保つことができるもの魅力の一つですね。

⑤多用途に使える利便性

ステンレスフライパンはその頑丈さから、煮る、焼く、蒸すなど、様々な調理方法に対応可能です。
これ一つで多岐にわたる料理が可能となり、用途に応じてたくさんの調理器具を持つ必要がなく、キッチンのスペースも有効に使えます。

ちなみに我が家でステンレスフライパンを利用してよく作るものは

  • チキンのガーリックソテー
  • きんぴらごぼう
  • チャプチェ
  • ひじきの煮物 などです。

コツさえ覚えてしまえば、焦げ付くこともほとんどないため、日々大活躍です。

このように、ステンレスフライパンには多くのメリットがありますが、これらはただの一部に過ぎません。
私もそうでしたが、このフライパンを使うことで、毎日の料理がより簡単で楽しいものになるはずです!
料理下手の私でも、「料理って楽しい」と思うほどの使い心地でした。

料理のプロだけでなく、料理初心者にもおすすめできる理由はこれだけではありませんが、基本から始めてみたい方にとっては、このフライパンが理想的な選択と言えるかもしれません。

ステンレスフライパンのデメリット3選

ステンレスフライパンは多くのメリットを持つ一方で、いくつかの注意点もあります。
これらを理解し、適切に対処することで、ステンレスフライパンをより快適に使用することができます。

  • 温度管理
  • 食材がくっつきやすい
  • 重たい

①温度管理が難しい理由と対策です。

ステンレスフライパンは熱伝導が良いため、加熱が速く、一度に高温になりやすいです。
これにより、料理が焦げやすくなる場合があります。

特に、繊細な食材を使用する場合や、ゆっくりと加熱したい料理には不向きかもしれません。
この問題を避けるためには、火力をより細かく調節することが重要です。
また、料理の経験を積むことで、どの程度の火力が適切かを見極めることができるようになります。

私もステンレスのフライパンを使い始めたころは、よく焦がしてしまったりしましたが、慣れてくると火加減も感覚でわかってきます。

お肉はこの火力だと焦げるな、とか、これだと弱いかな、っていう風に。

使いながら感覚を掴んでいくといいかもしれません。

②食材がくっつきやすい

ステンレスフライパンはコーティング加工をしていないため、特に新品のうちは食材が底にくっつきやすいという特性があります。これを防ぐためには、フライパンを適切に余熱し、十分な量の油を使用することが効果的です。

また、調理前にフライパンを十分に温めることで、食材がくっつくのを最小限に抑えることができます。定期的なメンテナンスと適切な使用法により、この問題は時間とともに改善されます。
(※中には、ステンレスにコーティング加工をしてある商品もあります)

焦げ付いたフライパン(AIで生成)

③重さと取扱いの注意点

ステンレスフライパンは、その耐久性と構造のために、他のフライパンに比べて結構重たいです。
これが手首や腕に負担をかけることがあるため、フライパンを持ち上げる際は、両手を使った方がいいかもしれません。
また、ステンレスフライパンのハンドルは高温になることがあります。
IHコンロの場合は、そこまでハンドル全体が熱くなることはありませんが、それでもハンドルの根元部分は結構熱くなります。

商品によっては、専用のハンドルカバーがあるので、そういったものを使うことをお勧めします。

さらに、保管の際にもフライパンの重さに配慮し、安定した場所に置くことが重要です。
万が一、足の上に落ちたら、骨が折れるかも・・・・・要注意です!

簡単にできるステンレスフライパンの使い方

ステンレスフライパンを初めて使う方にとって、正しい使い方を覚えることは、料理の質を格段に向上させる第一歩です。ここでは、ステンレスフライパンの基本的な使用法と簡単にできるレシピを紹介します。

基本的な加熱方法とテクニック

ステンレスフライパンを使用する際の最も重要なポイントは、適切な温度で加熱することです。
フライパンを火にかける前に、中火で予熱を始めます。
フライパンが適切に温まったことを確認する一つの方法は、水滴をフライパンに落として、水滴がパール状になって転がるかを見ることです。これが起きたら、フライパンは調理準備が整った状態です。
YouTubeで ステンレスフライパン 温度チェック と検索するとステンレスフライパンの使い方がチェックできますよ♪

少しの水を落として、水滴で温度をチェック(AIで生成)

初心者が知っておくべき温度設定とコツ

調理に最適な温度は、調理する食材によって異なります。
たとえば、肉を焼く場合は、フライパンをしっかりと予熱してから油をひき、肉を置くことで美味しい焼き目を得ることができます。逆に、野菜を炒める場合は、フライパンをそれほど高温にする必要はありません。

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フライパンを使用する際は、食材を均等に動かすことで、均一に加熱することが出来ます。

特に炒め物を作るときは、フライパンを振りながら調理すると、食材がフライパンの底に張り付くのを防ぎつつ、美味しく仕上がります。フライパンが重たいので、両手で振ることをお勧めします。

フライパンを使った簡単レシピ

ステンレスフライパン一つで完成する簡単なレシピを二つ紹介します。料理が苦手な私でも作れました!

10分で完成!フライパン一つで作る朝食レシピ

忙しい朝にぴったりのレシピとして、オムレツやフレンチトーストはいかがでしょう。フレンチトーストは前日の夜から準備しておけば、朝、焼くだけで簡単に美味しい朝食になります。

材料
  • 卵:3個
  • 牛乳:200ml
  • 砂糖:大さじ2
  • バニラエッセンス:小さじ1
  • シナモンパウダー:小さじ1/2(お好みで)
  • 食パン(厚切りがおすすめ):4枚
  • バター:適量
作り方
  • **卵液を作る** – ボウルに卵を割り入れ、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを加えます。シナモンが好きなら、この時にシナモンパウダーも加えてください。 – 材料をよく混ぜ合わせて、滑らかになるまで泡立て器でかき混ぜます。
  • **パンを浸す** – 食パンを一枚ずつ取り、卵液にしっかりと浸します。パンが卵液を吸い込むまで、約30秒から1分間ほど浸けておきます。
  • **焼く** – フライパンを中火で熱し、バターを溶かします。 – パンを入れ、一面がきれいな金色に焼けるまで中火で焼きます。それから裏返して、もう一面も同じように焼きます。
  • **盛り付け** – 焼きあがったフレンチトーストをお皿に盛り付けます。お好みでメープルシロップ、フルーツ、ホイップクリームなどを添えてもいいですよね。

フレンチトーストを作るのはとても簡単で、甘くて美味しい朝食やブランチにぴったりです。ここに基本的なフレンチトーストのレシピを紹介します。

簡単ディナー:フライパンだけで楽しむ完全食です。

我が家でよく作るのが、鶏の照り焼きです。ステンレスフライパンを使うことで、少ない油で健康的な料理を作ることができ、後片付けも簡単です。

鶏の照り焼き:材料
  • 鶏もも肉 約200g
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1
  • おろしにんにく 小さじ1
  • 油 小さじ2
作り方
  • 鶏もも肉は一口大に切り、フライパンにサラダ油を熱してから肉を入れ、中火で両面をきれいに焼きます。
  • 肉に焼き色がついたら、醤油、みりん、砂糖を加え、中火で煮詰めます。
  • ソースがとろりとしてきたら、おろしニンニクを加えて一緒に炒め合わせます。
  • 照りが出てきたら完成です。お好みで刻んだネギやごまをトッピングしても美味しいです。

ステンレスフライパンの手入れとメンテナンス方法

ステンレスフライパンの長持ちさせるためには、適切な手入れ必要です。
ここでは、ステンレスフライパンの正しい洗い方と保管方法について詳しく解説します。

正しい洗い方と乾燥方法

ステンレスフライパンを長く使うためには、日常のメンテナンスが欠かせません。使用後は必ず洗浄し、水気を完全に拭き取って保管することが基本です。また、時々は専用のクリーナーで磨くことで、フライパンの表面の微細な傷を修復し、新品のような輝きを保つことができます。

ステンレスフライパンの洗い方には、いくつかのポイントがあります。
使用後はできるだけ早く洗うことが理想的ですが、やけどの危険もあるので、フライパンが適度に冷めてから洗うようにしてください。

洗剤の使用: 中性洗剤をスポンジにつけて、優しく洗います。ステンレスフライパンは傷がつきにくい材質ですが、研磨剤が入ったスクラブや硬いブラシは避けるのが良いでしょう。特に鏡面仕上げの場合は注意してくださいね。

水垢の除去: 水道水に含まれるミネラルが原因で白い斑点が残ることがあります。これを防ぐためには、洗った後のフライパンを柔らかい布でしっかりと拭き取ることが効果的です。

しっかりと乾燥: 洗い終わったら、フライパンを逆さまにして空気が流れる場所で完全に乾燥させます。湿気が残ると錆の原因になるため、しっかりと乾かすことが大切です。

フライパンを重ねて保管する際には、フライパンの間にキッチンペーパーを挟むことで、傷を防ぐことができます。また、吊るして保管することもスペースを有効活用し、フライパンを傷つけることなく保管できる方法です。

このように、ステンレスフライパンは適切な手入れと保管を行うことで、その性能を長く保つことができます。日々の少しの注意で、美しい状態を保ちながら料理を楽しむことができるでしょう。

5,000円前後でおすすめのステンレスフライパン

我が家で最初に購入したステンレスのフライパンはそれほど高価なものではありませんが、使い勝手は問題ありませんでした。メンテナンスをしっかりしていけば長い間使えることを考えれば、コスパは最高!いくつかリーズナブルに購入できるステンレスのフライパンを紹介しますね。

KIPROSTAR

我が家でも使っているKIPROSTARのステンレスフライパンは、プロの料理人も認める品質を持ちながら、家庭用としても非常に購入しやすい価格で提供されています。リーズナブルな価格も嬉しいポイント。
耐久性と熱伝導性に優れていて、一旦使い方のコツをつかんでしまえば、料理が苦手な私でも使いこなすことが出来ています。


KIPROSTAR 業務用ステンレスフライパン 26cm ih対応

KOGU

KOGUのフライパンは、そのユニークなデザインと機能性で注目されています。頼もしいスタイルですよね。

ステンレス製でありながら軽量で扱いやすく、お値段もリーズナブル!
均一な熱分布により食材を均等に調理でき、食材本来の味を最大限に引き出します。
食洗機対応なのも高印象。お手入れが非常に簡単で、日々の料理がより快適になりそうです。

下記で紹介している商品は深型なので、焼く、炒めるだけではなくシチューやポトフなんかにも良さそうです。


考具 KOGU 下村企販 フライパン 深型 24cm 【日本製】ステンレス 3層鋼 炒める ゆでる 揚げ物 ガス火 IH対応 食洗機対応 燕三条 44426

ビタクラフト

こちらは、先のものに比べるとちょっとお高いですが、流線美が際立つデザインが魅力的です。
プロの厨房から家庭用まで、幅広く対応するビタクラフトのフライパンは耐久性と熱伝導の良さで知られるステンレス製で、均一に熱が広がり、食材の美味しさを引き出します。取っ手が熱くなりにくい設計で、安全に料理を楽しむことができます。日々の料理が一層楽しく、美味しくなること間違いなしのアイテムです。


ビタクラフト フライパン 24cm プロ IH対応 0313

まとめ

ステンレスフライパンを選ぶ際には、初期の投資は高くなるかもしれませんが、その耐久性と品質により長期間にわたって高いコストパフォーマンスが期待出来ます。
適切なメンテナンスとケアをしていけば、一生涯使い続けることができるでしょう。

耐久性、美観、そして調理の一貫性から多くの家庭やプロのキッチンで選ばれています。
この記事ではステンレスフライパンのメリットとデメリット、使い方のコツ、そして長く使い続けるためのメンテナンス方法について解説しました。

ステンレスフライパンはただの調理器具ではなく、料理の楽しみをさらに深めてくれるパートナーとも言えるでしょう。

この記事で、ステンレスフライパンを選び、使用し、長く愛用する際の手助けとなれば幸いです。どのフライパンを選ぶかは、最終的には個々の料理スタイルとニーズによって異なりますが、どれを選んでも、料理は日々の生活の中での小さな幸せを提供してくれます。ステンレスフライパンを通じて、その喜びを最大限に引き出し、毎日の食事を特別なものに変えましょう。

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この記事を書いた人

離婚裁判を経てシングルマザーに。
離婚成立後、不動産業に従事。育児、仕事、家事の隙間時間を使って勉強し、宅地建物取引士試験に一発合格。
生まれ故郷でもある長野県の小さな田舎町へ移住し、不動産業+在宅ワークの二刀流でのんびり気ままに田舎暮らしを満喫中♪

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